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Mercury 2.5で拡散型LLMが実運用エージェント領域へ前進

Inceptionは2026年9月8日にMercury 2.5を公開した。自己回帰ではなく複数トークンを反復的に精緻化する拡散型LLMで、260Kコンテキスト、調整可能な推論、並列ツール呼び出し、スキーマ準拠JSONを提供する。開発元は広く入手可能なNVIDIA GPUで1,107 tok/sを主張し、Augment CodeではMercury系をコンテキスト圧縮やMCPツール検索に本番利用していると報告している。一方、標準ベンチマークの独立検証はまだ乏しく、weightsは非公開でAPI提供のみ。

拡散型テキスト生成が単なる高速デモではなく、ツール利用を伴うproduction agentの補助呼び出しで成立している点が重要。将来open-weight化やローカルruntimeが進めば、自己回帰前提のdecode設計とは別の実用的推論経路になり得る。ただし現状はローカル実行できず、品質・速度の主要数字も開発元主張なので試す対象ではない。

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